少年剣道入門の手引き
2007-11-22
風船割りに来て頂いた子供たちに、感謝のDMを送りました。オリジナルで「少年剣道入門の手引き」なるものを作成し、同封しました。
余った、手引きは図書館の「自由におとり下さい」のコーナーにおいてきました。
ブログにも新しいカテゴリをつくり、アップしました。
部員よ、入部してくれー。
↓表紙

剣道とは・・・
2007-11-22
剣道は、武道具を着用し竹刀を用いて、一対一で打突しあう運動競技種目とみられますが、稽古を続けることによって、心身を鍛錬し、人間形成を目指す「武道」です。
『「剣道を学ぶ」のではなく「剣道で学ぶ」』といった先生がいます。要するに、競技の強さが目的ではなく、人間形成が目的なのです。
礼儀
2007-11-22
「打って反省、打たれて感謝」という言葉があります。剣道は相手に礼を尽くす競技です。礼儀は、剣道にとってもっとも大切なことの一つです。特に「挨拶」は大切です。正座・お辞儀の仕方、言葉遣い等も指導しています。
集中力を養う
2007-11-22
集中力を養うのに剣道は適しています。集中しなければ、相手の打突を交わすことも、自分の打突の機会を捉えることもできません。集中力が身につけば成績も上がります。「成績が悪い」と塾に通うこともよいですが、学校の授業に集中できないようでは本末転倒です。集中力つけるため、まずは目を見て人の話を聞くように指導しています。
体力づくり
2007-11-22
剣道は、相手の動きに瞬時に反応する俊敏性と、長時間、相手と対峙しても集中がきれないような持久力を要します。要するに、筋肉の速筋と遅筋を同時に鍛えることが出来る競技。子供たちの体力づくりにはもってこいです。(超運動音痴だった私でもそれなりの運動神経にはなりました)また、大きな声を出しますので喘息の子供たちの呼吸器が鍛えられます。なにより、剣道は一生できる武道です。生涯に渡り、安全に体力づくりができます。この前も、80歳を過ぎた、おじいちゃんが最高位八段を取得されました。たぶん、そのおじいちゃんには、私は勝てません。(私は三段)34歳が80歳に勝てない競技、それも剣道です。
協調性を育てる
2007-11-22
剣道は団体競技ではありません。しかし、一人では稽古できませんし、団体戦にも出場できません。一人のわがままでたくさんの人たちに迷惑をかけます。相手や仲間に礼をつくし、きびきびとした態度で行動することを心がけています。また、洗心会は子供たち皆で考えて作るチームを目指しています。物を大切にする
2007-11-22
まず、竹刀を大切にします。ささくれて竹刀を使うと、相手を傷つける恐れがあるからです。防具を大切にします。自らが怪我をする恐れがあるからです。というように、身の回りの物を大切にすることからはじめ、物を大切にする心を養います。
目の前のことをやる力を育てる
2007-11-22
まずは、履物を揃えることから始めます。自分のだけでなくそこにある履物全部です。公共の施設などで履物そろえることは恥ずかしいですがやってみると、誰も文句は言わず、ほぉという目でみてくれます。ですから、人間関係もよくなります。すると、自分の次の課題が見えてきます。 というように、まずは目の前のことをやることで、次に何をすればよいか分かります。
先洗心会の子供たちに「本気で履物を揃えよう、そうすれば剣道が強くなる」と言ってあります。強くなる近道は目の前にあることをとりあえず、こつこつやっていくほかないのです。
勝てば楽しい
2007-11-22
剣道も競技です。やはり勝てばたのしいのです。勝つことも大きな目標になり、剣道向上につながります。洗心会は平成18年度団体戦優勝三回、今年度は優勝こそ無いものの、準優勝二回に加え、東京九段の日本武道館にて全国大会出場を果たしています。
剣道はお金がかかる?
2007-11-22
剣道にかかる最大の投資は、防具です。当然、値段はピンキリですが、小学生の場合、2万円から3万円程度です。基本的に最初に買ってしまえば、6年生までは何とか使えます。お下がりをもらう、という手もあります。道着が上下で5千円程度です。竹刀は千円から二千円程度ですが、消耗品のため、定期的な買い替えが必要です。ここまでが、ハード面のコストです。次は、ソフト面です。
スポーツは強くなると、遠征や試合が多くなり、経費がかさみます。剣道の場合どうでしょう。熊本は、全国でも剣道のもっとも盛んな県の一つです。県内で上位のほうだと、全国でもトップクラス。また、各県の強豪がわざわざ熊本に試合に来てくれます。なので、試合は基本的に県内だけで十分なのです。県外に遠征に行くことは、ほとんどありませんので、他に比べ出費は少ないほうと言えるでしょう。(今年は五ヶ瀬くらいです。あと、全国大会は別物です)
剣道には夢が無い?
2007-11-22
野球やサッカーなど、他のスポーツと比べると、「プロがない」「オリンピック競技ではない」などの理由で剣道には夢が無いとよく言われます。しかし、この手引きをここまで読まれた保護者様は、お子様をオリンピックの選手にしたいのでしょうか。
「強くなくてもいい、正しい立派な大人になってほしい」「健康で明るい子供になってほしい」そんなことを思われているのではないでしょうか。
これが「少年剣道の夢」なのです。
もちろん、成績を残すことは、すばらしい。しかし、すべての子供たちが成績を残すことは不可能ですよね。少年剣道の夢なら、たくさんの子供たちに可能性があると思います。
剣道はあくまで、人間形成の道なのです。
最後に・・・
2007-11-22
洗心会は毎日「十の約束」という独自の決まりごとを皆で読み、実践しています。洗心会 十の約束
一、返事や挨拶は大きな声で。
二、声を大きく一生懸命に稽古する。
三、道場に出入するときは神前に礼をする。
四、欠席、遅刻は前もって連絡する。
五、整理整頓を心がける。
六、武道具は常に手入れしておく。
七、竹刀は二本以上用意する。
八、話を聞くときは相手の目を見る。
九、動作はきびきびとすばやく。
十、嘘をつかない。
少年剣道に興味のある方、入部希望者はメールフォームよりご連絡ください。
稽古日 月・水・金曜日
稽古時間 初心者 午後5時30分から6時
防具組 午後5時30分から8時
稽古場所 矢部高道場または矢部小体育館
入会金 2000円 月謝 月2000円


